琉球王国のグスクとは?

現在の沖縄県はかつて琉球王国と呼ばれました。

元々は日本本土の住民が沖縄に移住し、現地の沖縄の人々と同化し、長い間、日本本土との交流がなかったため、独自の文化や言葉が発展するに至ったといわれています。

その後、中国からも影響を受け、更に琉球は独自の文化を発展させていきます。

現在も沖縄県には琉球王国時代の遺構が残っており、グスクと呼ばれるものは世界遺産にも登録されています。

しかし、グスクとは何なのか分からない方のためにグスクとは何かをお伝えします。

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グスクとは?

グスクとは琉球王国の城のことで、漢字では御城と書きます。

なお、他にスクもあり、こちらは漢字で城と書きます。

多くは12世紀から15世紀に造られたと考えられており、王や按司(あじ)と呼ばれた土地の権力者が住んでいました。

日本では城は軍事拠点として作られたことが多かったですが、グスクの起源は幾つかあり、必ずしも軍事拠点だけが役目ではないようです。

地域によって多少、形態が違いますが、野積みの石垣の技術は高く評価され、マチュピチュと比較されることもあるほどです。

琉球王国では宗教と政治が強く結びついていて、グスクにも祭祀の場でもある御嶽(うたき)があるのが特徴で、参拝者も多く訪れていたようです。

城に参拝者が来るというと変な感じがしますが、政治と宗教が色濃く結びついていること自体は珍しいものではなく、世界中で古代にはよくあった政治形態になります。

現在、世界遺産になっているグスクとは?

現在、グスクは琉球王国のグスク及び関連遺跡群として世界遺産に登録されています。

グスクだけを集めると、

1,今帰仁城跡(なきじんじょうあと)

2,座喜味城跡(ざきみじょうあと)

3,勝連城跡(かつれんじょうあと)

4,中城城跡(なかぐすくじょうあと)

5,首里城跡(しゅりじょうあと)

の5つになります。

現在でも人気の観光地となっています。

グスクはこの他にもあり、代表的なものでは、

沖縄本島のグスク

1,糸数城跡(いとかずぐすくあと)

2,南山城跡(なんざんぐすくあと)

奄美諸島のグスク

1,辺留城跡(べるぐすく)

2,世之主城跡(よのぬしぐすくあと)

となります。

主なものだけを書きましたが、現在も沖縄中にグスクはあり、中には米軍基地内に存在するものもあります。

まとめ

グスクとは漢字で御城と書きます。

グスク時代と呼ばれる12世紀から15世紀の間に造られ、王や按司と呼ばれた権力者の住まいでもありました。

グスクが作られた理由は複数考えられており、軍事拠点として作られたものもあれば、祭祀を主に行うために作られたのではないかとされているものもあるようです。

現在では世界遺産になったものもあり、観光地として人気があります。

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