琉球王国の方言について

かつて沖縄県は1429年から1879年まで存在した独立国です。

明と冊封し、1609年からは日本の属国でもあったため、2つの国から影響を受けた独自の文化が特徴です。

琉球王国は言語も特徴的ですが、実は王国内でも細かく方言が分かれています。

方言がどのようなものなのかを解説します。

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琉球王国の沖縄本島と周辺の方言とは?

琉球王国内には様々な方言がありました。

首里で士族たちが使った言葉を首里方言と呼びます。

王国内では言語を統一したり、抑圧したりといったことはなかったので、庶民たちはまた別の言葉を話していました。

たとえば、那覇では商業をする時の共通用言語ともいえる那覇方言があります。

沖縄本島は北部と南部に分かれており、沖縄北部諸方言だけでも「伊平屋島方言」「国頭村方言」「今帰仁方言」「本部方言」「伊江島方言」「瀬底島方言」「名護方言」があります。

「与論方言」と「沖永良部方言」を加えて、沖永良部与論沖縄北部方言と呼びます。

更に、沖縄中南部諸方言である「ゴザ方言」「豊見城方言」「首里方言」「那覇方言」「糸満方言」「久米島方言」「津堅島方言」「久高島方言」が加わります。

なお、「津堅島方言」と「久高島方言」は沖縄北部所方言に分類されることもあります。

以上が、沖縄本島とその周辺で話される沖縄方言です。

沖縄本島周辺以外の方言

大きく分けて、北琉球方言と南琉球方言に分かれています。

沖縄本島で使われる方言は北琉球方言に分類されます。

北琉球方言の北限は奄美群島です。

南琉球方言の下限は与那国方言です。

この2つの方言同士は通じることはありませんから、奄美群島の人と与那国島の人が方言で話し合おうとしても無理です。

先島の方言だけでも宮古島方言、八重山方言、与那国方言に分かれていて、ハッキリとした違いがあります。

宮古諸島の方言「宮古島方言」「池間島方言」「大神島方言」「伊良部島方言」「多良間島方言」

八重山群島の方言「石垣島方言」「竹富島方言」「小浜島方言」「新城島方言」「波照間島方言」「西表島方言」「鳩間島方言」「黒島方言」

与那国方言だけは「与那国方言」だけです。

まとめ

琉球王国は小さな島が集まった国家ではありますが、多様な方言があります。

多様さは日本本土の方言以上のもので、南琉球方言と北琉球方言の人々では会話をすることが出来ません。

地理的に近い八重山群島と宮古島諸島と与那国島の方言もハッキリとした違いがあります。

島だったことや琉球王国の政策といった要因により、外との交流があまりなかったために、多くの種類が生まれたと考えられます。

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