首里城正殿等を復元し首里城公園が開園する

首里城は沖縄でも有名なお城とされています。

そして首里城公園は沖縄でも有名であり日本の都市公園100選にも選ばれています。

しかし、ここまでには多くの努力があって今があります。

そのことについてご紹介していきたいと思います。

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首里城の復元について

首里城は1945年の戦争によりほとんど破壊されてしまいました。

首里城は沖縄でも大事にされていたお城であり重要な建造物だったので1958年には守礼門の再建を皮切りに再建工事が始まっていきます。

1972年の本土復帰をきっかけに首里城の再建はさらに加速していきました。

工芸家や職人を多く動員して当時の再現にできるだけ戻そうとしました。

屋根瓦の色については記録が残っていなかったのもあり、当時を良く知る老人を集めて色についてできるかぎり正確な情報を得ようとしました。

首里城正殿等に関しても記録をもとにたどり正確な復元を目指して工事に取り組んでいきました。

難航した部分もあった首里城の復元ですが、1992年に首里城正殿等を中心として門や城郭を復元させて首里城公園を開園することができました。

世界遺産にも登録されていますが、首里城の建造物などではなく、首里城跡が世界遺産となっています。

首里城公園について

首里城正殿等の復元の前に、沖縄には国営沖縄海洋博覧会記念公園が存在していました。

沖縄海洋博覧会記念公演は沖縄で行われた海洋博覧会を記念して作られた公園で、沖縄でも重要な公園のひとつでした。

しかし、首里城公園も沖縄に人にとっては重要な文化財としたいという気持ちが強くありました。

首里城は予算的に難しい部分もあったため、国営公園として事業主体にして復元する案が高まり、首里城公園も国営公園という位置づけになりました。

沖縄に国営記念公園が二つあるのはその理由のためです。

今では首里城公園から首里城の守礼門、正殿、首里城の歴史や瓦などを見ることができます。

首里城の中を見て回ることで、沖縄の琉球時代の歴史や、再建に関する苦労、人々の努力を肌で感じることができると思います。

今でも沖縄の有名な観光場所となっている首里城公園ですので機会があれば一度見て回ることをお勧めします。

まとめ

第二次世界大戦後、首里城はほぼ壊滅状態だったので、沖縄の人たちは復元を願い記録を調べるなどして正確な復元を目指した。

首里城正殿等が復元されて以降、沖縄の重要な文化財として今も大切に扱われています。

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